The Clutch by FOS

コペンハーゲン 2016年


Pakhus 48で開催されたArt and Architecture Day 2016の期間中、デンマーク人アーティスト、FOSがKvadratのショールームを一時的にレコーディングスタジオに変える、という建築的創作「Clutch」を披露しました。190メートルに及ぶ紫のDivina、色番号692と984を使用し、音楽の生まれる空間を誕生させました。期間中は、自身の音楽プロジェクト、Small White Manがセカンドアルバムのレコーディングを4日間に渡り行います。


2010年に結成されたSmall White Manは、アーティストが点けたり消したりする色の付いた電球のシンプルなシステムを使い、即興音楽に対する枠組みを「指揮する」ことに基づいた音楽プロジェクトです。このシステムにより、アーティストが初めて一緒に演奏するミュージシャンたちとともに、即興音楽の指揮や、共同での作曲を手がけることができます。このプロジェクトの成功は、演奏者と指揮者の垣根を取り払い、第三の結束が生まれることで得られる参加者の直感に大きく左右されます。


「建築の枠組みによって文化的価値や衣装が決まる社交行事と比べてみてください。計算が不可能なものを始めるきっかけは、状況に対するそれぞれの参加者の言及や反応であり、他者がそれに反応することで無数の因果関係へと導いていきます。何もないこと、それ自体が何かになるのです。」FOS