The Dwelling Lab by Patricia Urquiola, Giulio Ridolfo and BMW

イタリア、ミラノ 2010

2010年、クヴァドラ社はパトリシア・ウルキオラ、ジュリオ・リドルフォ、BMWとコラボレーションして、ミラノサローネ国際家具見本市の為に立体作品を創りました。この‘ドウェリング・ラボ’はBMW 5 シリーズ・グランツーリスモの革新的解釈です。 一連の斬新な製品と構造物が展示を作り上げました。車体から飛び出しているように見える幾何学的な構造物は、リドルフォによって特別に色付けされたクヴァドラ社生地で覆われました。

Patricia Urquiola

スペイン人アーティストでデザイナーのPatricia Urquiolaはオビエドで生まれ、現在ミラノを拠点に活動しています。彼女は、マドリード工芸大学の建築学部で学び、 Achille Castiglioniと共に1989年にミラノ工芸大学を卒業しました。 2001年Patricia Urquiolaはプロダクトデザイン、建築、展示そしてコンセプトクリエーションに取り組む為ミラノに自身のオフィスを開設しました。 彼女の作品は、いくつかの国際デザイン賞を獲得しました。

Giulio Ridolfo

イタリアのカラースペシャリスト、Giulio Ridolfoは伝統にとらわれない方法論と色彩構成で作品をつくりだします。Giulio Ridolfoは、1985年にミラノのドムスアカデミーでファッションデザインの修士号を取得した後、服飾、フットウェア、インテリアデザイン業界で、テキスタイルや色彩に関するのアドバイザーとして豊富な経験を重ねてきました。感情や選択表現をベースに作品づくりを行う独特のアプローチは、彼の極めて個性的なカラーパレットにも映し出されています。