Salone del Mobile 2014 イタリア、ミラノ

Kvadratの『Divina』発売30周年を記念する展示会が開催されました。この展示会は、22名の世界の 一流アーティストやデザイナーによる、この象徴的なテキスタイルを用いた作品を展示するものでした。

この展示会の特徴は、他にはない特別な作品を取りそろえる点でした。こうした作品によって、コンテンポラリーデザインという分野における『Divina』の新たな役割が見いだされるとともに、その色彩の豊かさと多様な用途に対する適性が余すことなく表現されるのです。

このため、選ばれた作品はバラエティに富んだものになりました。棚や肘掛け椅子、作業着のほか、アントン・アルバレスのストライプのアーチの組み合わせなどの、より概念的な作品まで、幅広く集められました。

生まれつき色彩感覚に恵まれ、画家であり、グラフィックアーティストであり、テキスタイルデザイナーでもあるフィン・スクッドによって、『Divina』は1984 年に大きく飛躍しました。ロン・アラッドによりモローゾ社の家具のデザインに初めて採用されて以来、『Divina』はKvadratのコレクションの中核的地位 を保ち続けています。