Sometimes the river is the bridge by Olafur Eliasson

東京、2020 年


東京都現代美術館(MOT)での Olafur Eliasson の エキシビションは「エコロジカルな意識」がテーマ。Eliasson が日本で展示会を行うのは 10 年ぶりとなります。

幼少期からアイスランドの自然の美しさを身近に感じてきた Eliasson は、長年にわたり作品に自然や自然環境を取り上げてきました。 エキシビションのテーマは、日本の自然や世界的な気候変動という喫緊の問題に関する、彼自身のスタンスを映し出しています。

エキシビションのタイトルは、人とモノの関係を仲介する重要な存在として、川のフォルムで自然の意識を示唆しています。

今回のエキシビションのために、伝統的な日本庭園の水の使い方を研究した新しい作品が制作されました。 MOT のアトリウムに広がる広大な空間を活用し、水や波から現れるさまざまなフォルムが一体になることで、ある種のシンフォニーを生み出しています。

訪れた人は、Finn Sködt が Kvadrat のために手がけたCampas テキスタイルを 300m 使用して作られたカーテンを通って、空間に入ります。

2007 年の Serpentine Gallery Pavilion を皮切りに、Olafur Eliasson と Kvadrat は 10 年以上にわたり、数々のプロジェクトで協力してきました。

展示期間
2020 年 6 月 9 日 – 9 月 27 日

展示時間
月曜休館
火曜 – 日曜 10:00 – 18:00

アーティストの Olafur Eliasson (1967年生まれ) はインスタレーション、絵画、彫刻、写真、映像など幅広い分野で活躍しています。1997年以来、世界中の美術館で彼の個展が開催され、ニューヨーク市の噴水(2008年)をはじめ公共空間のプロジェクトにも関わりました。プロジェクト「Ice Watch」では、2014年に地質学者の Minik Rosing と共に氷の塊をグリーンランドからコペンハーゲンに運び、さらに2015年に第21回気候変動枠組条約締約国会議開催中のパリに運びました。1995年に設立したスタジオでは現在、90人近くの職人、建築家、収集家、アドミニストレーター、料理人が働いています。

2014年には、建築家の Sebastian Behmann と共に総合的で実験的な建築プロジェクトや公共スペースでの作品を中心としたアート・建築のためのオフィス Studio Other Spaces を設立しました。また、2012年にはエンジニアの Frederik Ottesen と共にソーシャルビジネス Little Sun を設立しています。この世界的プロジェクトでは、ソーラーランプ「Little Sun」を発表し、オフグリッドのコミュニティに提供し、持続可能エネルギーをあらゆる人が利用できるようにする必要性を広める取り組みを行っています。

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