長嶋りかこ

グラフィックデザインは、アイデンティティデザイン、標識計画、書籍デザイン、空間デザインを中心とする長嶋りかこの仕事の中心にあります。

東京に拠点を置く長嶋は、サステナビリティを仕事の中心に置き、デザインが環境に与える影響を深く認識しています。その意識はさまざまな形をとります。印刷工程で生成されたインクの染みとスクラップ紙を意図的にパターンとして取り入れ、展示会「デヴィッド・リンチ - From the Fringes of the Mind 」の標識に廃棄物を作るのを避け、スポーツウェアブランド Descente Blanc の 10 周年記念展示会のデザインに製品製造からのカットオフファブリックを使用したり、 Kvadrat Residential(旧 Kinnasand)の Scrap_CMYK カーテンコレクションのリサイクルプラスチックボトルから作られた布地にインクの染みを印刷したりしています。

近年、彼女は自分の作品の廃紙を再利用して、成形パルプで作られたカレンダーをデザインしました。2021年ベニス建築ビエンナーレで、彼女は建築における素材の循環と再利用を探求した日本のパビリオンをデザインしました。