ネットゼロとカーボンニュートラリティの違い
Kvadrat では、気候科学に沿った排出量削減のための直接的な行動を目指しています。この度、科学的根拠に基づき当社が策定する短期的目標が、Science Based Target initiative (SBTi) により認証されました。SBTi の一員として、Kvadrat は 2025 年までにスコープ 1~2 で 50%、2030 年までに 100% の温室効果ガス(GHG)削減を達成し、2040 年までにスコープ 1~3 でネットゼロを実現することを約束しています。
ネットゼロとカーボンニュートラリティは、企業が気候変動の抑制に言及する際に、同じ意味で使われることが多い言葉です。しかし、そのアプローチや長期的な影響には大きな違いがあります。地球温暖化の緊急事態をこれ以上加速させず、有意義な貢献をするためには、温室効果ガスの排出を削減し、ネットゼロにすることが必須であると考えます。スカンジナビアで SBTi の認証を受けた最初のテキスタイル企業の 1 つとして、私たちは具体的な気候変動対策を行うことで、業界にインパクトのある変化を促すことを約束します。科学的根拠に基づく短期的目標の認証は、2040 年までにネットゼロを実現するという私たちの目標に向けた最初の明確かつ重要なステップであると考えています。