Peter Saville による工芸的で立体感のあるコレクション Technicolour は、テキスタイル生産における工業的プロセスを視覚的・触覚的に表現しています。 コレクションの名前は、羊の群れに印を付けるために用いられる、牧歌的な風景には明らかに不釣り合いな大胆な色にちなんでいます。 1 種類の室内装飾用テキスタイル、2 種類のカーテン、3 種類のラグで構成されるコレクションでは、

Technicolour は、放牧中の羊たちに印を付けるために使用されている一見ランダムな色彩に長年魅了されてきた Peter Saville の情熱を反映しています。 彼はこれを田舎のグラフィティだと表現します。

Peter Saville： 「コレクションを通じて、酪農という産業をありのままの形で、生き生きと表現することが出来て嬉しく思います。 コレクションの各要素は、表情豊かなものから潜在意識的なものまで、テクスチャーや色を体感させてくれます」

Technicolour は粗い触感のテキスタイルから、細やかな触感のテキスタイルまで揃います。 室内装飾用テキスタイル Fleck と、ラグのうちの 2 種類は、粗い触感が特徴のウールから作られます。 カーテンは、滑らかでかすかに虹色がかった Trevira CS で織られています。 カーテンにはすべて同じ糸を使用しているものの、異なる構造により、一つ一つが個性的な表情を放ちます。 Flux は Fade に比べて、高密度で控えめな印象です。

Technicolour のラグは、コレクションのテキスタイルと同様に手織りまたはロボットタフティングで作られ、色、テクスチャー、農業、工業が交差する様子を追求しています。 各ラグは、コレクションのコンセプトをさまざまな形で表現しています。 Flock は牧歌的な視点から、Fleece は都会的、Field は色やグラデーションを工業的に表現しています。