Kvadratのサステナビリティへの取り組み
Kvadratは「Regenerate Together through Transparency ―透明性をもって共に再生する」という、サステナビリティ戦略を掲げています。
それは、前向きな変化と責任ある事業活動を促進するとともに、デザインとイノベーションを通して高品質なテキスタイルの可能性を広げる取り組みを継続する、というコミットメントを表しています。
Kvadratは「Regenerate Together through Transparency ―透明性をもって共に再生する」という、サステナビリティ戦略を掲げています。
それは、前向きな変化と責任ある事業活動を促進するとともに、デザインとイノベーションを通して高品質なテキスタイルの可能性を広げる取り組みを継続する、というコミットメントを表しています。
私たちのサステナビリティ戦略には、6項目の重点分野があります。
そして各分野において、サステナビリティを実現するための具体的な目標を設定しました。
Kvadratは長期的な目標として2040年までにネットゼロの達成を掲げています。これを達成するために、私たちは自社のすべての事業およびバリューチェーン全体(購入した物品やサービス、上流・下流物流、出張旅行など)から排出される二酸化炭素量をゼロにするために努めます。また、多くの製品において下取りサービスや製品寿命を延長するサービスを提供し循環型システムへの移行を行います。
2025年までにスコープ1~2の温室効果ガス排出量を50%削減し、2030年までに100%削減を達成、2040年までにスコープ1~3においてネットゼロを実現します(ベースラインは2019年の排出量)。2025年までに循環型サービスの提供を開始し、2035年までに同サービスが弊社の収益全体の40%を担うようにします。
*Kvadratの脱炭素化戦略は、「GHGプロトコル・コーポレート基準」と、「科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(SBTi)」の目標設定システムに準拠しています。これらは、温室効果ガスの排出量を「スコープ(Scope)」によって表現し、事業活動のどこで温室効果ガスが排出されるかを定義します。スコープ1は、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出を指します。スコープ2は、電力など、他所から供給されたサービスの使用に伴う排出を指します。スコープ3は、事業者の上流および下流のバリューチェーンにおける温室効果ガスの間接排出を指します。
循環型製品になりうるかの可能性は、デザインの段階で決定されます。製品寿命を延ばすことへの継続した取り組みを土台とするKvadratの「コンシャスデザイン原則」は、自社ブランドおよび生産パートナーによるデザインの方向性を示すとともに、バージンマテリアルやバージン資源への依存度を低減させます。2025年までに収益の30%を占める85種類のリサイクルテキスタイルを提供します。
2025年までに生産廃棄物と水の使用量を25%削減します(ベースライン:2021年)。2025年までにバージンプラスチックおよびバージン段ボールを一切使用しない包装を実現します。
Kvadratは、変化を目指すパートナー企業との連携を続けます。国連グローバル・コンパクトが定める4分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10 原則をはじめ、自社が遵守するコミットメントに、パートナー企業も沿うことができるよう取り組みます。労働慣行、製造プロセス、原材料の原産地などに関する透明性を高めることにより、再生型ビジネスを発展していきます。
2025年までにバリューチェーンの完全な透明化を実現します。2025年までに一次サプライヤーのスクリーニングを行い、適正賃金と責任ある生産を確保します。
Kvadratの成功は、チームの個性豊かな長所、経験、および関心によって支えられており、私たちは、多様性が尊重され発揮できる環境づくりを推進したい考えています。私たちの多様性に向けた目標および構造的バイアス排除への取り組みは、長期的な文化的変化を促進し、多様性と平等への尊重を忘れないよう努力を続けます。
2025年までに女性リーダーの比率を50%にします。2024年までにすべての従業員を対象とした最短8週間の有給育児休暇を提供します。
Kvadratの取り組みによる効果を発信するため、質の高いデータを公開します。積極的に法規に適応し、私たちの製品や業務が最高の国際基準および認証に適合するよう努めます。
2025年までに弊社のテキスタイルカテゴリー全体でEUエコラベル認証を受けた製品を拡大します。2023年までに化学的処理に対する弊社の新たなポリシーを導入します。
サステナビリティの理念は、私たちの行動全てを支えるものでなければなりません。これを実践するために、従業員、サプライヤーおよびお客様が変革への貢献に理解を深めるよう知識の共有とガバナンスのための仕組みを確立します。
2023年までに4つの「グローバル・クヴァドラ・チェンジメーカー・ネットワークス」を確立し、Kvadrat社内外において、活発なサステナビリティ推進を行います。